商品 No. WA-0264 | |
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銘 |
表: 飛騨守藤原氏房 裏: -- |
国 | 尾張国 |
時代 | 江戸時代初期(慶長) |
刃長 |
1尺 3寸 0分 4厘 39.5 cm |
反り |
1分 7厘 0.5 cm |
元幅 |
1寸 1分 5厘 3.5 cm |
棟重 |
2分 6厘 0.8 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 平成28年07月21日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 平成20年05月20日 |
姿 | 平造り三つ棟、重ね厚く、身幅広くふくら付いた豪壮覇気ある姿 |
鍛 | 小板目肌地沸付き湯走り走る |
刃文 | 互の目大きく乱れ、荒めの沸付き砂流し交じる |
彫刻 | 表二筋樋、裏護摩箸 |
帽子 | 地蔵風、湾れ込んで先尖り気味に深く返る |
茎 | 生ぶ、筋違鑢、栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 柄木鎺 |
氏房(二代)は永禄十年(1567)若狭守氏房(初代)の嫡男として関に生まれ、天正十七年(1589)23歳清州で鍛刀の業を修め、父没後は隣家の初代信高に師事したと伝えられている。天正二十年(1592)関白秀次の斡旋で飛騨守を受領。その後福島正則、松平忠吉その弟徳川義直等に仕えて鍛刀し慶長十五年(1610)名古屋城完成とともに名古屋に移住。寛永八年(1631)隠居して嫡子氏房(三代)に家督を譲り同年歿、65歳。同工は尾州刀工中最も地刃が冴えるとされる業物、上作刀工。本作は重ね厚く身幅広くふくら付き、無骨で豪壮、覇気横溢する姿。現在は柄木鎺の特別保存刀剣。出所の良さが窺える傑作。 |
価格 | 1,000,000円 購入 |