商品 No. KA-0582 | |
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銘 |
表: 信友 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、身幅重ね尋常、先反り付く流麗な姿 |
国 | 加賀国 |
時代 | 江戸時代前期 |
刃長 |
2尺 1寸 9分 5厘 66.5 cm |
反り |
5分 9厘 1.8 cm |
鑑定書 | 特別貴重刀剣 |
交付日 | 昭和52年09月02日 |
都道府県 | 福島県 |
交付日 | 昭和48年11月20日 |
鍛 | 小板目詰んで地沸付く |
刃文 | 端正な中直刃 |
帽子 | 直ぐやや掃き掛けて小丸に返る |
茎 | 生茎区送り(うぶなかごまちおくり)、切鑢 浅い刃上り栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 銀無垢腰祐乗鑢鎺 |
外装 | 拵付 |
拵 | 茶研出鮫皮巻鞘 九八式(昭和13年制定)陸軍制式軍刀拵 |
拵全長 |
3尺 2寸 5分 1厘 98.5 cm |
柄全長 |
8寸 5分 8厘 26.0 cm |
価格 | 審査中 |
本作は、茶研出鮫皮巻鞘(ちゃとぎだしさめがわまきさや) 九八式(昭和13年制定)陸軍制式軍刀。「九八式軍刀」とは、昭和13年に制定された陸軍制式軍刀。昭和9年制定の九四式軍刀ののちに導入された軍刀で、腰から吊り下げるための環が、九四式軍刀の2つ環から、九八式軍刀では1つ環になった。鞘は、鉄やアルミ、革・鮫皮などを巻いた木鞘等があるが、発注者の資力次第と言われている。本作は高額で極上といわれる研出鮫皮巻鞘。また陸軍軍刀の場合は階級により刀緒(とうちょ)の色が変わる。本作は、絹糸平織状の茶色基調に裏地が緋色であることから佐官(少佐・中佐・大佐)の佩刀。刀身は、江戸前期の加賀国信友。友信の遠祖は京信国で、初代信国は天正三年(1575)に越前から加賀に来住といわれる。信友の名跡は明治期まで十代におよぶ。本作は作柄や銘振りから江戸前期の信友五代と思われる。本作は資力ある佐官が佩刀した貴重な品。 |