商品 No. KA-0340 | |
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銘 |
表: 奥州白川臣手柄山正繫 裏: 寛政六年二月日 |
国 | 武蔵国江戸(本国播磨・陸奥国白川藩抱え工 |
時代 | 江戸時代後期(寛政頃) |
刃長 |
2尺 1寸 0分 5厘 63.8 cm |
反り |
3分 0厘 0.9 cm |
元幅 |
1寸 2分 7厘 3.9 cm |
先幅 |
9分 6厘 2.9 cm |
棟重 |
2分 8厘 0.8 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 平成10年02月09日 |
都道府県 | 大阪府 |
交付日 | 昭和29年03月02日 |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先延び 身幅広く重ね厚く 反り浅く豪壮なる姿 |
鍛 | 小板目肌細かに良く詰み、地景入り、地沸付く |
刃文 | 焼き出しを伴なう濤乱風大互の目乱れ、匂深く小沸付く |
彫刻 | 表裏棒樋 |
帽子 | 直ぐに先尖り心の小丸、掃き掛けかけて長めに返る |
茎 | 生ぶ、大筋違香包化粧鑢付 先浅い入山形 |
目くぎ孔 | 2 元孔上 |
鎺 | 素銅地金着二重鎺 |
手柄山正繁は二代手柄山氏繁の次男として宝暦十年(1760)播州姫路生まれ。兄の新兵衛氏繁が早世したのでその跡を継いで「氏重」または「氏繁」と銘する。播州姫路手柄山の麓に住したことから手柄山を称す。天明年間に大阪で鍛刀、同八年(1788)白河楽翁(陸奥国白川藩三代藩主松平定信・寛政の改革を推進した中心人物で幕府老中・八代将軍吉宗孫)に抱えられ同年江戸に移住し鍛刀する。享和三年(1803)甲斐守を受領。文政十三年(1830)70歳没。作風は津田助廣に私淑し濤瀾風大互の目を得意とする。本作は幅広で切先が延び豪壮なる姿。地刃共に冴えて明るく華やか。助廣に範を取った手柄山正繁の名品。 |
価格 | 3,000,000円 購入 |