今年も大刀剣市が無事閉幕しました。 天気にも恵まれ、3日間開催期間中の入場者数は今年も3千人を超え連日盛況でした。 海外からも愛刀家や業者が多数集まり、私も数えきれない程の知り合いに会い、大刀剣市というイベントの偉大さを改めて感じました。 この成功の陰には大刀剣市実行委員、特に中軸を担っている刀剣商の大先輩方や組合事務局の惜しみないはたらきがあることはあまり知られていません。企画会社のサポートを受けているわけではなく、刀剣組合の刀剣商達が、夏の暑い時期から活動を始め、間際になると自分の店はそっちのけで取組んでいます。 来年は11月16日（金）から3日間、いつもの東京美術倶楽部で開催されます。
刀剣柴田（柴田光隆社長）さんが清磨の命日である11月14日に催している「清磨会」が今年もおこなわれ出席致しました。場所は清磨の墓がある新宿区の宗福寺です。清磨会は清磨を中心とした数多くの名工たちを偲ぶ会で、柴田光男前代表のときから今年で70回を数えます。今回は清磨の作品に加えて清磨高弟である信秀の研究で著名な外山登氏の信秀蔵刀を多数鑑賞することが出来ました。清磨および信秀名品の数々を手に取って鑑賞することが出来て大変良い勉強になりました。
札幌で刀剣市場の充実に尽力している札幌BJKオークションの大会に行って来ました。 札幌BJKは刀剣商が少ない北海道で日本刀の取引を活性化させたいと会主が頑張っている開場3年半の新興市場です。 熱意ある会主に共感して、参加骨董業者に日本刀取扱の説明会を行ったり、買取査定の助言を行なったりして市場の健全化に協力しています。 今回は前日から準備を手伝い、当日は発句を担当して、会が盛況になるよう応援しました。 札幌BJKオークション益々の発展に期待しています。