4月27日、佐野美術館 渡邉妙子先生による日本刀講座の3年目を終え終了式がおこなわれました。先生は、「刀の品格がわかるように刀の勉強をおこなう事。そのためには人間の品格も磨く事」をお言葉として述べられました。
最終回講義のテーマは南北朝時代の備前刀です。どの鑑定刀も映りが顕著で、見比べることでその違いを容易に理解することが出来ます。
入札で間違えた点に先生から丁寧な説明を受け、「今日は南北朝末期と応永備前の体配の違いを覚えて帰ること」と指示されました。しかし、まだ理解できずに悩み顔の私に、「でもだいぶわかるようになってきましたね」とも。
やる気を上手に起させる渡邊先生にまた1年間お世話になり、三島通いを続けます。
刀の品格がわかる刀剣商になるよう頑張らなくてはなりません。