刀剣組合の情報誌「刀剣界 第20号」のブック・レビューで渡邉妙子先生と住麻紀氏(元佐野美術館学芸員)共著の「日本刀の教科書」を紹介いたしました。
11月より全国の本屋さんで販売(定価3200円+消費税)しておりますので、みなさま是非ご覧ください。
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11月21日(金)から11月23日(日)の3日間、これまでと同じく那覇市ぶんかテンブス館にて第6回沖縄刀剣市を開催いたしました。
ご来場いただきました方、また刀剣講座にご参加いただきました方々ありがとうございました。
沖縄刀剣市は、平成24年6月に第1回を開催して以来、半年ごとに開催し、もう3年が経ちました。初心者刀剣講座は3回目を数えます。
刀剣商がおらず、日本刀文化に馴染みの薄い沖縄で地道な愛刀家獲得努力を続け、少しずつ手応えを感じております。いつも足を運んでくれる常連が増え、会話も弾むようになりました。
しかしながら、今回はボーナスで財布の紐が緩む12月歳末でテンブス館が押さえられず11月の開催となったせいでしょうか、回を経るごとに順調だった商売がちょっと足踏みでした。商売の難しさを実感しました。挽回できるように今度は一層頑張ります。
次回の開催は、来年6月26日(金)~6月28日(日)です。
今年の大刀剣市が閉幕いたしました。
閉幕後の商談も成功裏に落ち着き、お祭りが無事に終わったと胸を撫で下ろしています。
ご来場いただきましたお客さま、特に陣中見舞の差し入れを頂きましたお得意さま方には改めて厚くお礼を申し上げます。
出店者達は毎度控えめにその成果を語りますが、台風に見舞われた昨年とは違い、今年は天気の妨げもなく大勢の来場者に恵まれて、総じて好調な先が多いような気がいたします。 どの店も売る工夫を凝らしており大変勉強になりました。
刀剣松本に関して申し上げますと、私は刀剣商になり大刀剣市に参加して今年で4回目ですが、初回から出店している父の印象でも過去最高の賑わいであったといいます。 顧客満足度を上げて工夫を凝らすとお客さまも反応してくれることがよくわかりました。
一言で申し上げますと、「成功」の今年の大刀剣市でした。来年も更なる向上をめざしてまた一年頑張ります。
第4回の本日は冥賀先生をお招きして、基礎のおさらいと鑑賞会をおこなっていただきました。
本日の鑑賞刀は新々刀の5振。
先ず新々刀の特色として、写し物、薩摩刀、復古刀、勤王刀、明治期の違いを説明いただき、それから鑑賞に入りました。
一号刀 元安(薩摩)
二号刀 眞雄
三号刀 清麿
四号刀 清人
五号刀 信秀
清麿およびその一門の名刀を手に取って鑑賞できる喜びに参加者一同眼差しは一層真剣でした。
清麿と聞いてまだピンとこない初心者でも昨年逝去された山本兼一先生著「おれは清麿」と昨年開催された清麿展の図録で説明を受ければその偉大さが伝わったと思います。めったに手に取る機会のない名刀は受講生の瞼に焼付いたことと思います。
飯田高遠堂の飯田慶久前組合理事長還暦祝いと初代タイガーマスクの佐山聡氏による「初代タイガーマスク基金」のチャリティーコンペ打上げを兼ねた懇親会に参加、約20名の刀剣商や関係者と親睦を深めました。
商売では競合先の刀剣商同士ですが結束は固く、慶事の集まりに声が掛かれば大勢が参集します。
また刀剣商組合では、社会貢献活動として、先天性心臓病などに苦しみながら経済的理由で手術が受けられない子供達を救うため設立された「明美ちゃん基金」を支援したり、児童福祉関連の「初代タイガーマスク基金」に支援をおこなっていますが、あまり知られておりません。
本日の催しは報知新聞が記事として掲載すると聞いています。
刀剣商のイメージがより良くなって欲しいものです。
本日、株式会社美術刀剣松本の前期平成26年6月期決算書類作成の労いと初代担当者の送別会を兼ねて懇親会をおこないました。
父の個人事業から法人成りして4期目の前期6月決算、おかげさまで順調な業績を残すことが出来ました。 係数管理を徹底し、また年間を通じて売買の平準化をはかり、変動が少なく安定した経営になってきたと感じています。
一方、売上拡大の他、消費税UPの対応や販売方法の多様化など経理が複雑化してきましたが、頼りになる顧問税理士のおかげで無難に対応することが出来ました。
4年前にご担当頂いた先生はご実家の税理士事務所の経営に参加することとなり東京の準大手事務所を退職されましたので、後輩で、現在担当の先生とささやかな送別会をおこないました。
何事にも全力投球の先生達で、刀剣松本にとって力強い味方です。準大手で学んだ経験を活かし素晴らしい税理士になるに違いありません。
刀剣松本は今期も増収増益を達成するべく、お客様への満足度を高めて良い品をご提供してまいります。
スタッフ共々一生懸命がんばりますので引続きご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
心配された台風8号の影響はなく3日間天気に恵まれました。暑い中、わざわざご来場頂きましたお客様方に心からお礼を申し上げます。
今回で第4回、地元野田を中心に近隣地域から愛刀家や興味を持ち始めた方々が連日足を運んでくれました。
オープン11時からクローズ18時近くまで歓談する方、3日間毎日時間を見つけて来てくれる方、第1回から気に入った品を購入し続けている方などお客に恵まれていると感謝しています。
おかげさまで売上は点数、金額共に記録更新、予想を大きく上回る成績でした。景気が上向いている証かもしれません。目の肥えた方々が優品を買ってくれたという印象です。
次回第5回野田刀剣市は半年後の来年1月11日(金)~13日(日)同じくホテルグランボアで開催予定です。
お客に満足頂けるように、気に入る品を提供出来るように今日からまた張り切って仕事します!
第5回沖縄刀剣市が無事に終わりました。
半年毎のイベントはもう3年目、開催を重ねる度に来場者が増え、もうかなりの顔馴染み客が出来ました。
今回も初心者講座をおこない、日本刀に興味を持つ若者など予想数を超えて受講してくれました。
沖縄には日本刀店がなく、現在愛刀家が多いとは言えません。
けれども定期的に続けていることで、「沖縄刀剣市」が認知され来場者と私共の距離はぐっと縮まっていると感じています。
「沖縄で日本刀の展示即売会をやってもらってありがたい」、「次回までにお金をためておきます」、「今日初めて日本刀を購入します」と言われた時には疲れも苦労も吹っ飛びます。
まだ商売としては経費が賄われる程度ですがチャレンジ精神を忘れずに沖縄の方々に日本刀の魅力を語り続けていきたいと思います。
今回いろいろとお手伝い頂きましたNさん、おかげさまで良いイベントになりました。
改めてお礼を申し上げます。
また半年後に第6回沖縄刀剣市開催を予定しています。
第6回 人形町刀剣市を開催いたしました。
前回2月は大雪でしたが、今回は連日真夏日となり暑過ぎる天気でした。
それにもかかわらず、案内を送付した馴染み客のみならず、インターネットのバナー広告を見て初めて来てくれた方も多数ご来場してくださり感謝しています。
半日以上ゆっくり鑑賞したり、二日間来てくれる常連も多く用意したお茶が足りなくなるくらいでした。また茶菓子などを差し入れしてくれるお客さんもいらっしゃいますが、今回手作りの厚焼き玉子をいただきました。だしが良く効いてお味はもうプロの域です。昼抜きの私には独り占めしたくなる絶品でした。
毎度のことながらみなさん刀剣談義に花が咲いて、聞いているだけでもいろいろ学べます。
次回の第7回人形町刀剣市は9月12日(金)~14日(日)、同じ場所「ぎゃらりーシムコ」で開催予定でございます。
みなさま是非お越しください。
刀剣界第18号の「刀剣商リレー訪問」記事取材で埼玉県吉川市の秀美堂美術店を訪問しました。
野田の美術刀剣松本からは車で約30分。 初めて訪れましたがとても広い店舗に豊富な品ぞろえでとても良いお店でした。 店主の小畠さんからは市場でよくアドバイスを頂いており普段お世話になっているので筆も滑らかでした。
【原稿】
都心から約一時間、まだ田畑が混在する計画都市吉川市の中心部、武蔵野線吉川駅北口より徒歩一分の場所に秀美堂美術店はあります。
「美術刀剣・骨董販売買取」看板が目に飛び込んで来ますので迷うことはありません。車で来店しても広い駐車場がありますので心配無用です。
5年前に新装開店した店舗は22坪とゆとりある広さ。硝子棚に整然と納められている刀剣60振が行き届いた照明で輝きを放ち見比べ易く展示されています。また豊富に置かれている骨董品には人間国宝の焼物などもあり好奇心がそそられます。
「9割は刀剣客だけど、客が入りやすいように何でも置いてある」という店主の小畠昇さん、好きで始めたこの道35年、独学でここまで築いて来たそうです。
モットーを尋ねると「お客さんに喜んで頂くこと」と即答で返ってくるところに小畠さんの実直な人柄が窺えます。
店の奥にはゆっくり談話できる畳敷きのスペースが設けられており気軽に通いたくなるお店です。
■秀美堂美術店:〒342-0041 埼玉県吉川市保一丁目3-10 ☎048-981-5013
4月27日、佐野美術館 渡邉妙子先生による日本刀講座の3年目を終え終了式がおこなわれました。先生は、「刀の品格がわかるように刀の勉強をおこなう事。そのためには人間の品格も磨く事」をお言葉として述べられました。
最終回講義のテーマは南北朝時代の備前刀です。どの鑑定刀も映りが顕著で、見比べることでその違いを容易に理解することが出来ます。
入札で間違えた点に先生から丁寧な説明を受け、「今日は南北朝末期と応永備前の体配の違いを覚えて帰ること」と指示されました。しかし、まだ理解できずに悩み顔の私に、「でもだいぶわかるようになってきましたね」とも。
やる気を上手に起させる渡邊先生にまた1年間お世話になり、三島通いを続けます。
刀の品格がわかる刀剣商になるよう頑張らなくてはなりません。
地元の野田市郷土博物館(千葉県野田市野田370-8)で市民コレクション展「日本刀 後世に伝えたい美と心」が開催されています(3月24日まで)。
日本刀の美しさを多くの方々に直接感じてもらおうと今回で14回となるこの日本刀展は、昭和37年より開催されています。当初は3年おき、現在は5年おきに野田市郷土博物館と共催の野田市美術刀剣会が開催を重ねてきました。野田市美術刀剣会は日本刀の美しさに魅せられた地元の愛好家が集まり、昭和35年に産声をあげた歴史ある会です。
今回の展示品は、野田市の関宿藩久世広運の八男として生まれ清麿の門人となった岩井鬼晋麿の刀や関宿出身で江戸時代後期の金工橋本正齋の鐔など約70点。解説パネルを工夫するなど日本刀を知らない人でも理解しやすい展示になっています。
また、開催期間中に関連イベントとして、刀剣の相談会や日本刀を題した詩吟の吟詠、抜刀演武なども開催され企画を盛り上げています。
今回の企画を担当している野田市郷土博物館の岩田学芸員は、「出品者の方々は、日本刀を自分の宝物というよりは日本の文化財であり後世に伝えていくことが大切だという気持ちをお持ちです。そういう愛刀家の気持ちを伝えられる展示にしたい。伝えることが出来たら成功です。」とこの企画の抱負を語ります。そして、「わからないことだらけでスタートし、教えてもらいながら企画を進めてきましたが、最近では少しずつ日本刀がわかってきて面白くなってきました。」とコメントもいただきました。
日本刀を次の世代に伝えたいという愛刀家の想いが企画の継続につながり、多くの新たな愛刀家を生み出し受け継がれてきました。
みなさま是非ご来場ください。
(添付資料:左から ポスター表面、ポスター裏面、のだジャーナル 2月22日掲載記事)
上野の森美術館で展示されている「エヴァンゲリヲンと日本刀展」を見てきました。
この展示は備前長船刀剣博物館で始まりましたが、同博物館の入館者記録を塗り替える程好評を博した企画と聞いていました。来年は海外での開催も決まっているそうです。
東京上野の森美術館に平日の午後行きましたが、入場者は予想以上に多く、しかも若者や女性がほとんどで、みな夢中で写真撮影をしていました。従来の刀剣展ではありえない光景です。
伝統にこだわるのみではなく、新しい発想で変化を加えること。刀匠の方々の思いが伝わって参りました。
若者や女性を惹きつけて愛刀家の裾野を広げたいと願う私達刀剣商にとっても彼らへのアプローチ方法のヒントを得た感じがいたしました。
来年の大刀剣市をさらに良いイベントとするために、大刀剣市実行委員会の反省会がおこなわれました。
深海理事長より、我々実行委員に深いねぎらいの言葉がかけられ苦労が報われます。
3日間の来場者総数約3千人、お宝鑑定実施数95人、用意した大刀剣市カタログ部数4300冊はほぼ完売と事故もなく今年も大刀剣市は成功したといえます。
そのため、実行委員約30名が集まった夕食会でしたので、イベント成功の慰労会気分で出席したのですが、約2時間みな真剣、活発に意見が交わされた反省会でした。
少しでも顧客や出店者の満足度を高めようと改善案が出され、それについての意見討論がおこなわれました。来年にそれら意見は活かされることでしょう。
みまさま今から来年の大刀剣市にご期待ください。
本日、米国のお客さんに日本刀の説明会を実施しました。
約1時間半、日本刀は単なる武器ではなく武士の魂であり、刀の取扱い方には作法があること。その作法や、また背景を伴って時代による体配や特徴があり、刀を見てその作刀時代が概ねわかることなど基本的な内容でしたが、日本刀の魅力を語りました。
初めて日本に来た方が半数近くとのことでしたが、熱心に質問が飛び関心の高さが窺えました。
今回は通訳をつけましたが、将来は自分の言葉で外国人に日本刀の良さをきっちり伝えられるよう努力したいと思います。
また、夜は懇親会を地元の寿司屋でおこないました。 初来日の面々も刺身や天麩羅、焼き魚をたどたどしい箸使いで頬張っていました。 日本食へのリップサービスに私も満足しながらひと時をエンジョイしました。
第4回人形町刀剣市が無事終了いたしました。
この週末3日間秋晴れに恵まれましたので、開催期間中お客様は途切れることなく所狭しと賑わいました。 期待以上の出来映えは、景気が良くなってきた印かもしれません。
最終日は3時で終了でしたが、荷を仕舞った後に3名のお客様がお見えになり恐縮してしまいました。
また、私の清麿展ブログを見て窪田清音の末裔(5代直系親族)という方もお見えになりました。玄孫(やしゃご)の次は何というのだろう?(「来孫きしゃご」というそうです)、「清麿は何で萩に行ったのだろう?」などの問いにみなさんの教養ぶりが発揮されます。
常連客にホームページを見て来た新顔のお客様も加わり、みんなで刀談義に花を咲かせ盛り上がりました。 聞いているだけでためになり、良い勉強になります。
次回は来年1月10日(金)~12日(日)の新春初売りです。
みなさまのご来場を楽しみにお待ちしております。
明日より3日間、人形町「ぎゃらりーシムコ(駅徒歩4、5分)」で第4回人形町刀剣市を開催いたします。
今回は大刀剣市をひと月後に控え売行きが気になるところですが、前回の開催が半年前だったこともあり、問合せや仮注文の電話を受けるなど幸先の良い反応です。
悩みは、今回で4回目にもかかわらず、まだ地元人形町に宣伝をしていないこと。新たな人形町の顧客掘り起しができていないことです。 妙案を思案中ですが、既存のお客様に案内書を送る程度の宣伝にとどまっています。
今回は地元野田市の地域コニュニティーペーパー「のだジャーナル」に広告を掲載しました。 (第4回を第3回と誤って広告してしまいました。おっちょこちょいです。)
爽やかな秋晴れで多くの刀剣ファンが足を運んでくれることを期待しています。
全国刀剣商業協同組合の機関誌「刀剣界 Vol.13 (9月15日発行)」で時代劇映画「蠢動-しゅんどう-」と大刀剣市2013のコラボレーション記事を担当いたしました。
封切(10月19日)を大刀剣市(10月25日~27日)の開催とほぼ同じくする同映画は、武士道を描く本格派時代劇です。 私達の大刀剣市2013と相互にアピールして話題性を高め合い刀剣ファンの掘り起しを狙います。
具体的には、大刀剣市2013 実行委員会で映画「蠢動-しゅんどう-」の推薦をおこないます。 組合員と賛助会員には各店舗でのポスター掲載を依頼し、特別料金でのチケット販売をおこないます。
大刀剣市開催当日に三上監督や出演者らが会場を訪れてニュースになれば、お互いプラス効果を生むに違いありません。
みなさまも「蠢動-しゅんどう-」を是非ご覧ください。
<刀剣界Vol.13 ホームページアドレス>
http://www.zentosho.com/news/pdf/2013no13.pdf
今年で3年目になる佐野美術館(館長渡邉妙子先生)の刀剣講座前に同美術館で現在開催中の「生誕200年記念 清麿展」を観てまいりました。
一堂に展示された清麿の57口は、18歳から自刃する42歳の最晩年作まで、彼の刀工生涯を辿り、その作刀変遷を直に見比べることができるまたとない機会でした。
思い返せば昨年の11月14日、毎年清麿の墓所宗福寺で催される清麿会において、「来年清麿の生誕200年を祝うイベントを企画しようじゃないか」とみなで盛り上がりました。こうして実現出来たことは、渡邉先生をはじめ、多くの関係者方々の努力の賜物と存じます。
このように刀剣界が素晴らしい企画を続ければ、新しい刀剣ファンが誕生するに違いありません。そう願っております。
講師に冥賀吉也先生を招いて第4回日本刀講座を開催いたしました。
当日は17名の受講者で狭い会場はいっぱいとなりみな熱心に冥賀先生の説明に耳を傾けました。
今回のテーマは虎徹です。
普段見られない虎徹や同時代の秀逸作を手に取って鑑賞し、その特徴や他との比較をわかりやすく解説いただきました。 ちょっとレベルの高い講義ではありましたがいつにもましてみなの眼差しは真剣、充実した講義でした。
講義後の懇親会では、受講生からの質問に対して、「刀の勉強の一番の先生は刀である」と名言を回答いただくなど刀談義に花が咲きました。
<鑑賞刀>
一号刀 脇差 住東叡山置邊 長曽祢興里入道乕徹
延宝五(第一画欠で四の意味)年二月吉日
二号刀 刀 長曽祢虎徹入道興里
三号刀 刀 大和守安定
四号刀 刀 長曽祢興正
五号刀 刀 近江守法成寺橘正廣
第3回人形町刀剣市を開催しました。
今回は、狭いスペースながら展示数を増やしてもらいたいというお客様方からのアンケート結果を反映させるために工夫しました。 先ず20本掛の大型刀掛けを1台備えました。また通常の刀掛けを3本掛から4本掛に大型化、短刀は刀枕を使用して平置きにしました。 これにより刀剣類は約60点、刀装具類は約50点と約1.5倍の陳列が可能になりました。
生憎開催した3日間の天気が優れず甘酒横丁の花見客はまばらでした。
うちも前回より来店客数は減りましたが、常連のお客さんが足を運んでくれて賑わいは同様、有難いことに売上は本数と共に前回を大きく上回ることができました。
次回の第4回人形町刀剣市は9月の第5週におこないます。
みなさま是非ご来場ください。
第2回 日本刀講座(全12回)が無事終了いたしました。
最終回は冥賀先生から入札鑑定について詳しくお話を頂き、名刀を鑑賞いたしました。 1年を経て受講生のみなさまが日本刀に慣れ親しんでくれたことにとても感謝しています。 受講者のうち、皆勤賞2名、7割以上の出席者7名という数字は講師を務めて頂いた宇田川先生、冥賀先生のおかげです。 1年間ありがとうございました。
最終回 鑑定刀
1号刀 太刀 光忠 鎌倉中期
2号刀 小太刀 長光 鎌倉末期
3号刀 脇指 長曽祢奥里 江戸中期 (乕徹大鑑所載)
4号刀 刀 津田越前守助廣 江戸中期
5号刀 刀 源正雄 江戸後期 (新々刀大鑑所載)
3年目の日本刀初心者講座は6月より開講いたします。
今回は毎月第3日曜日の17時からとなります。
野田市近隣にお住まいの方は是非ご参加ください。
㈱古美術 刀友会が同社の地元青森県八戸市で主催する刀剣展示即売会に協賛として出展いたします。
開催日 :3月15日(金)から3月26日(火)
時 間 :午前10時 ~ 午後7時 (最終日は午後5時終了)
場 所 :八戸三春屋デパート4F
他協賛 :三刀流、古美術 遊美
協賛の私共は今回約20振と刀装具類約30点を展示する予定です。
3月15日(金)、16日(土)、26日(火)は私も会場におりますので機会がありましたら是非お立ち寄りください。
詳しくは刀友会まで
URL http://toyuukai.com/
TEL 090-3361-9555