本日の日本刀講座は予定を変更して小澤刀匠(神奈川県足柄市、大野義光系高野行光刀匠弟子)をお招きして日本刀作刀について講義していただきました。通常より30分早いスタートにもかかわらず、受講生は早々と勢ぞろいし熱心に耳を傾けました。
刀匠が実体験に基づいておこなう説明は、本やビデオで理解するものとは異なり、とても具体的で、興味のある話でした。受講生達からは多くの質問が飛び小澤刀匠はひとつひとつ丁寧に返答してくれました。
刀剣愛刀家の高齢化、減少が進むなか、刀匠の厳しい現状もまた伝わって参りました。
講義を終えて、一杯飲み、そして地元ホテルの温浴施設で湯船に浸かりながら夢など語り合いました。
日本刀が世界文化遺産になること、日本刀を所持することが社会のステータスになることなど、刀剣界の明るい未来が現実のものとなるようみんなで協力してゆきたいものです。