象牙取引規制強化のため改正「種の保存法」が6月2日に公布され、所管する経済産業省担当部署より刀剣商組合に対して本日説明がおこなわれました。
今後1年以内に施行され、現在の届出制は登録制になり、罰則が強化されます。
日本で象牙は印鑑や根付、掛軸の軸頭など古くから利用されています。しかし絶滅危惧種に対する世界的な保護の動きに日本市場の厳格な管理が求められており、適正な取引が行われてることを世界に訴えて行かねばなりません。
刀剣商としては、白鞘の鳩目や目くぎが象牙材の場合があり、特別国際事業者の登録をおこなわなければならないことが確認されました。わずかな大きさの鳩目や目くぎでも象牙を扱うことになるという認識を新たにしました。