都内にある高野行光刀匠の工房で小刀の製作過程を部分体験しました。
初めてでも、高野刀匠の門人である雨宮刀匠(山梨県勝沼市、作刀6年目)が付きりで指導してくれましたので工程を要領よく堪能することが出来ました。
また朝10時過ぎより夕方4時頃までの1日でも、既に小刀に整形された鋼を用いますので、鑢掛け、銓削り、打ち延し、銘切り、土置き、焼入れまで盛りだくさんの体験が出来ます。
当然ながら雨宮刀匠のように上手には出来ず、また鑢掛けでの力仕事や赤めでの暑さなど、刀匠の技術や苦労が身に染みてわかりました。
しかし、自身で銘を切った小刀をホドで真っ赤に火を通し、焼舟(水槽)で焼入れをおこない、最後に反りと刃文が入ったことを確認すると達成感で満たされます。
うちの刀剣講座受講生達にも是非体験してもらいたく、勧めたいと思っています。
本日は日本武道具・ブドウショップ(有)の角田社長に付き添っていただき、その顧客である医大生のAさんと二人で体験しました。
医大生のAさんは、終了後に作刀承認にチャレンジしてみたいと真顔で言っていました。
このブログを読んで体験をしてみたいと思った方は以下のリンク先である日本武道具・ブドウショップ(有)にお問合せください。