上野の森美術館で展示されている「エヴァンゲリヲンと日本刀展」を見てきました。
この展示は備前長船刀剣博物館で始まりましたが、同博物館の入館者記録を塗り替える程好評を博した企画と聞いていました。来年は海外での開催も決まっているそうです。
東京上野の森美術館に平日の午後行きましたが、入場者は予想以上に多く、しかも若者や女性がほとんどで、みな夢中で写真撮影をしていました。従来の刀剣展ではありえない光景です。
伝統にこだわるのみではなく、新しい発想で変化を加えること。刀匠の方々の思いが伝わって参りました。
若者や女性を惹きつけて愛刀家の裾野を広げたいと願う私達刀剣商にとっても彼らへのアプローチ方法のヒントを得た感じがいたしました。